2008年09月21日
「鶴は帰りぬ」
久しぶりに読書。履歴書の趣味の欄に、「読書」と書くのですが、最近あんまり読んでいません。
時々、心理学、統計、金融といった、いかにも!みたいなビジネス実用書をよんでいたのですが、たまには、心があらわれるものをよまなければ、と思って読んだのが、『日日平安』(作:山本周五郎)です。
全六編の短編集なんですが、すべてにわたって、山本周五郎特有の人間の美しさ、強さに満たさてれいます。読んでは、「はー」と感心をしないではいられません。中でもお勧めは、表題の「鶴は帰りぬ」です。
内容は、といいますと、若い不器用な男女の恋の物語です。お互いに好きとしりつつも、義理やらでなかなか一緒になれぬ二人。そんな二人にいうわけです、作者の分身おせき姐さんが。「人を愛することはもう、人生を選んでいるんだよ。あとのことはどうにでもなる。いいからおっかけな」って。
本当に平凡な、だれしもが経験することなのだろうけど、なんちゅう、ドラマティックand人間ドラマ!短い短編にもかかわらず、最後のワンシーンで、あたしゃ、涙ボロボロです。。。。
最高です。山本周五郎!
時々、心理学、統計、金融といった、いかにも!みたいなビジネス実用書をよんでいたのですが、たまには、心があらわれるものをよまなければ、と思って読んだのが、『日日平安』(作:山本周五郎)です。
全六編の短編集なんですが、すべてにわたって、山本周五郎特有の人間の美しさ、強さに満たさてれいます。読んでは、「はー」と感心をしないではいられません。中でもお勧めは、表題の「鶴は帰りぬ」です。
内容は、といいますと、若い不器用な男女の恋の物語です。お互いに好きとしりつつも、義理やらでなかなか一緒になれぬ二人。そんな二人にいうわけです、作者の分身おせき姐さんが。「人を愛することはもう、人生を選んでいるんだよ。あとのことはどうにでもなる。いいからおっかけな」って。
本当に平凡な、だれしもが経験することなのだろうけど、なんちゅう、ドラマティックand人間ドラマ!短い短編にもかかわらず、最後のワンシーンで、あたしゃ、涙ボロボロです。。。。
最高です。山本周五郎!