2008年09月25日

就任と勇退

 今日は、世間の話題に便乗して思ったことを、と思い書きました。

タイトルにあるようテーマは、就任と勇退です。

 就任といえば、みなさま、思いつくと思います。第92代 内閣総理大臣 麻生太郎氏のことです。

 私自身福岡在住ということもあり、悪い気持ちはしません。
 
 ただおそらくは、彼が総理大臣になったのは、先祖からの執念ではないかと思います。筑豊の庄屋が炭鉱で、資産をもち、その勢いで、政界へ進出。資産はあるけれど、家格がない。炭鉱長者が没落する中、閨閥結婚を経て、家格を得、「麻生財閥」として地方経済で生き残り、政界でも勢力をもち、今や第92代内閣総理大臣へ。

 この麻生一族の数代まえからの執念に頭が下がるばかりです。でも皮肉なことに麻生太郎氏が目指す政治家は、「吉田茂」とのこと。「麻生」とは、関係ないわけですね。

 先日、とある金融セミナーに行ったんですが、講師の先生がいうには、「これからの日本株の投資に外国人資金が逃げていくかもしれない」と。なぜかというと、「こんなにも政治のトップが代わる国は珍しい。信用ができない」とのこと。

 うむむ。そうだ。確かにころころトップが変ってる。変わるだけで、こんなに投資環境がかわるとなると、せめて麻生氏にいいたい。「突然やめないでください」と。

 そして、「小泉内閣のときは、とにかく、外国投資家から見ると、変化が起こっている、進んでいる」というイメージでどんどん外国人投資家から資金が入ってきたとのこと。しかし、阿倍、福田内閣となると変化がとまり、「停滞」のイメージとのこと。

 確かに小泉内閣のときは、いろいろと論争変化があって、日本全体が何やら一種の興奮状態だったと思います。小泉内閣が行ったことがよかったのか悪かったかというと、きっと今はまだわからないでしょう。

 ただ、韓国人の友達が言っていました。
 「僕は小泉純一郎が嫌いだ。韓国のことを考えていない。でも僕が日本人なら、あの人のことがきっと好きだと思う。あの人は、本当に日本に誇りを持っていて、他の国からいろいろ言われても曲げていない。」とのこと。

 あの曲げない強さは、外国人から見ると、あるべき姿だったのかもしれません。山本周五郎の「楡の木は残った」の原田甲斐のように感じられます。原田甲斐も結局賛否両論ですし、そんなものかもしれません。

 おお、だいぶ、「就任」について書きました。じゃあ、次は、「勇退」を。

 「勇退」というと、いわずもがな、「王貞治氏」です。世界の王こと、王貞治氏が、昨日福岡ソフトバンクホークス監督を勇退しました。今までよく、福岡市民、県民、九州全域に夢と希望をありがとう、お疲れ様といいたいもんです。やっぱり、自分の住んでいる町に野球チームがあると、わくわく、お祭りのような気持が味わえると思います。野球の試合の日は、人もたくさんいて、みんながみんな、そろいの法被やらなにやら着てると、それだけでうきうきした気持になります。それが強かったらなおさら!

 王貞治氏が福岡ダイエーホークス(当時)に来たとき、確か、ホークスがすごい弱かった時代だった気がします。んで、その当時のあたしは、王氏が福岡にくることを中内氏(当時ダイエーオーナー)の金に物を言わせた、客集めの監督就任で、王氏を客寄せパンダ的に考えていました。心ないファンが、王監督に生卵をぶつけるという事件もありました。

 ところが、ダイエーの資金投入もあってか、見事、地域密着型球団として成長を遂げていくわけです。ホークスが、日本一になって、渡辺通りをパレードするとき、ビルというビルから白い紙吹雪が出ていたように思います。ダイエー経営危機の時は、真面目に福岡市民は「自分たちの町からホークスがなくなるなんて!」と心を痛めていました。無事、地域密着型球団「ソフトバンクホークス」として、今も福岡を本拠地にしています。

 こんな風に、ホークスが地域密着型球団になっていったのは、王監督のファンサービス精神が浸透しているためといわれています。また主力選手に九州出身者が多いということでしょうか。

 だいぶ書きましたね~ふ~。

 「就任」と「勇退」ははじまりとおわり

くしくも面白いのは、勇退の王貞治氏は、東京生まれ下町育ち、そして「福岡が第二の故郷」といい、福岡で終わりました。一方、就任の麻生太郎氏は、福岡県筑豊生まれ、しかし、人生の大半を東京で。いわば「東京が第二の故郷」というところでしょうか。東京で始まります。

 

 


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